【全ては放課後次第】小学生の学費は月々いくらかかる?お留守番できる学年や学童についても解説

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子供が小学生になったら、どれくらいお金がかかるんだろう?

そして、仕事はどれくらいできるんだろう?

将来の子供の学費を不安に思ったことはありませんか?

私は、不安症なのでふとした瞬間に不安に思うことがよくあります。

しかし、これは子供が小学生になったときのイメージができることで不安を解消することができます。

この記事を読むことで子供が小学生になったときに、

  • どれくらいお金がかかるのか?
  • 自分の仕事時間を変える必要はあるのか?
  • どういった選択肢があるのか?

といったことがイメージできるようになります。是非参考にしてみてください。

1.小学校の学費はいくらかかる?

今回、文部科学省が「令和3年度子供の学習費調査」のデータを参考に、世の中の公立小学校と、私立小学校は学費がいくらかかるのか見てみましょう。

用語について
  • 学校教育費とは? 

学校でかかる費用全般のこと。(給食費は含まない)

用語がわかりにくいため、このページでは以下の用語で書きます。

  • 授業料
  • 授業料以外

具体的には、修学旅行、遠足費、学校納付金等(学級費、PTA費、施設設備費など)、通学関係費(自転車、バス・電車代、制服代)、図書や学用品、実習材料費等(文房具類、体操服、実験・実習の材料、ドリル、習字道具、ランドセル)にかかる費用。

  • 学校外活動費

学校外でかかる費用全般。このページでは以下の用語で書きます。

  • 塾(学習塾、家庭教師など)
  • 習い事(スイミング、習字、ピアノなど)

公立小学校の学費

  • 授業料:無料
  • 教科書代:無料(教科書無償給与制度にて無料)
  • 学習費総額:1ヵ月 29,380円(年間35万2,566円)

公立小学校の場合、月々の最低8,000円程度(授業料以外+給食費)あれば通わすことができる計算になります。

塾や習い事に1ヵ月で20,000円もており、子供がたくさんいるご家庭でこの金額を出すのは大変そう。お財布との相談になりそうですね。

私立小学校の学費

  • 授業料:無償化対象外
  • 教科書代:無料(教科書無償給与制度にて無料)
  • 学習費総額:1ヵ月 138,912円(年間166万6,949円)

私立小学校は、授業料無償化が対象外のようです。

月々に最低83,000円程度(授業料+授業料以外+給食費)あれば通わすことができる計算になりますが、やはり公立に比べて高い。

公立と比べて塾、習い事にかける金額も多いことから、力の入れ方が違うことが見て分かります。

次は、小学校でかかるおおよその費用は分かりましたが、この費用を捻出するために親はどのように仕事時間を調整するべきなのか?について考えていきたいと思います。

2.小学生は何時に家に帰ってくる?

学年別で小学生の下校時間を調べたところ、結果は以下の通りです。

授業時間に関して、小学校1年生は4時間目もしくは5時間目まで、小学校2~6年生は5時間目~6時間目まであるようです。

以上のことから、小学生は学年にもよりますが早くて13時半〜14時半過ぎに帰宅するようです。

この時間までに親が仕事を切り上げて自宅に帰ってくる場合、いったい何時間仕事ができるのか?

小学校の開始時間が8時半だとすると、単純に計算して5~6時間しか働けない計算になります。ここに出勤にかかる時間や休憩時間を考慮すると、もう仕事にならない気がします。

共働き家庭の場合、1人でお留守番してもらう時間も必要になってきそうですが、世の中の人たちは何歳から家でお留守番させているのでしょうか?

3.何歳から1人でお留守番できる?

ベネッセの情報によると、1人でお留守番始める時期は、小学校1年生から4年生までが多いようです。

個人的には小学校1年生から1人でお留守番って大丈夫?と思いましたが案外大丈夫みたいです。

とはいっても、その子の状態によっては1人でお留守番が難しかったり、なかなか仕事が終わらずお留守番する時間が長くなる場合は、学童に預けるという選択肢もでてくると思います。

では、学童っていくらくらいかかるものなのでしょうか?

4.学童の利用料金と開所状況は?

厚生労働省の令和4年(2022 年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況のデータを参考に学童の現状を見てみましょう。

学童の種類

学童の利用料金や内容は、施設の設置・運営主体によって違います。種類は大きく分けて以下の3つに分かれます。

  • 公立の学童に向いている人

公立の学童は終わりが18時くらいの場所が多いみたいです。そのため、仕事が18時までに終わる人、学童の利用料金を抑えたい人は公立公営・公立民営の場所が向いていそうです。

  • 民立の学童に向いている人

利用料金は上がりますが、預り時間に、宿題を見てくれたり、英語などの習い事を受けられる場所もあるので、教育面を充実させたい人は向いていそうです。また、18時以降も預かってくれる場所もあるので、仕事が遅くなりがちな人も検討してみてもいいかもしれません。

利用料金は?

全国の学童の利用料金は以下の通りです。

出典:令和4年(2022 年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(厚生労働省)

月額利用料にかなりばらつきがあり、その理由は公立と民立の利用料金の差にあるようです。

公立の利用料金は8,000円以下が相場で、民立は国からの補助金が受けられない場所が多いことからそれ以上の利用料金設定になっているようです。

90%前後学童は10,000円以下の利用料金で収まりそうですが、一部20,000円を超える学童もあることから利用料金はしっかり確認しておきましょう。

何時までやってる?

学童の終了時刻の状況(平日)は以下の通りです。

出典:令和4年(2022 年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(厚生労働省)

9割以上の学童が18時ごろまでは預かってくれるようです。

公立の学童は18時前後までで終了するところが多いようで、民立の学童は18時以降も見てくれる場所もあるようです。

長期休暇の開所状況は?

長期休暇時の学童の状況は以下の通りです。

出典:令和4年(2022 年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(厚生労働省)

ほとんどの学童が、夏休みもやってくれているようで、開始時間は8:00〜9:00、終了は18:30〜19:00になる所が多いようです。長期休暇も預かってもらえるところが多くて安心ですね。

一方で注意すべきところもあり、もし学童に空きがない場合は、長期連休や夏休みだけ預かってもらうといったことができなくなる可能性があります。

あらかじめ長期休暇の動きを検討しておくことが大切です。

【まとめ:公立小学校の場合、月々の費用は8,800円〜30,000円かかる】

小学生は放課後どう過ごすかによって、費用や親の働き方がかなり変わってきます。

小学生にかかる具体的な、費用と放課後の過ごし方は以下の通りです。

・公立小学校の費用は、最低でも月々8,800円かかる

・世の中の人は、塾・習い事でそれぞれ月々1,1000円くらいかけている

・小学校の終わる時間は13時半〜14時半ごろ

・1人でお留守番できるする時期は、小学1年生〜4年生が多い

・1人でお留守番できるする時間は、3時間未満が全体の8割

・学童の費用は、公立で8,000円以下、民立で10,000円以上と差がある

中学・高校と違って小学生は選択肢が多い分、どういった過ごし方をするべきなのか事前に考えておく必要があると思いました。

みなさんも是非、子供が小学生に上がる前に一度検討してみてくださいね!

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